【動画&文字起こし全文】「れいわ祭」19.7.12 東京・品川駅港南口【辻村ちひろ】

木内みどり:
もうおひと方、紹介します。いろんなタイプのいろんな候補者がいます。この方は語り口がソフトです。でも大きいことをおっしゃいます。環境保護NGO職員辻村ちひろさんです。

辻村ちひろ:
皆さん、こんばんは。候補の辻村ちひろといいます。自然保護問題をずっと扱ってきました。優しい語り口という風に言われると、なかなか、最初から静かに喋らなきゃいけないのかなとかいうような事、考えてしまいますけれども。

私、この1週間、選挙運動とはちょっと違うのかもしれないと思いながら、でも僕のやれる選挙運動はこれかなと思って、各地の自然問題が起きてる現場を歩いてきました。まずは静岡県伊東市。ここでは山林を削って作るメガソーラーがあります。そういうところに行ってきました。で、現地の人が、地元の方々、裏山を楽しんでた、そういうところがはげ山になっていく。もうどんどん工事進んでます。そういう現場を目の当たりにしてきました。

次の日は、長野県の大鹿村というところに行きました。ここはリニア中央新幹線のトンネルの出口が出るところです。すごく綺麗な村だった。そこのすごく綺麗な水田、そこが残土置き場になってました。もう高さ20メートルくらい。で、虫の声、鳥の声、いろんな声が聞こえた、サウンドスケープがあった大鹿村。ダンプの音ばかりになってました。

そして、昨日から今日にかけて、長崎県に行ってきました。ひとつは石木ダム。ご存じな方いらっしゃいますかね? 石木ダム。佐世保の人のための水を川棚町というところにダムを作って賄うという計画です。とっても良い里山です。そこに付け替え道路がもうかなり出来ていました。ここで僕が一番ショックだったのは、付け替え道路のために墓が移転させられるんです。墓埋めるんです。ひどくないっすか? 今、住んでる人たちも追い出して、ご先祖様も追い出すんですよ。そこの地域に暮らしてた人たちの歴史とか、文化とか、全部、断ちきるって事ですよ。すごく悲しかった。もう残された墓ふたつだけ、拝んできました。でも、死んでまで自分の土地を奪われるって、おかしな話じゃないですかね。本当に。僕は、怒りというよりも悲しくなりました。

それからその足で諫早湾に行ってきました。ちょっと歳のいった方はギロチンっていう光景を覚えてるかと思います。潮受け堤防を作った。今、それで堤防が仕切られています。で、もちろん僕らは自然保護の立場からすると、堤防を開けて水を出せと思っています。でも今、ここ、どういうことが起きてるか? 第1次産業やってる漁業の人たちは、堤防を開けてくれと。海苔が取れないんだと、魚が取れないんだ、そういう主張しています。一方、入植地に入った第一次産業やっている農業の方たち、開けてしまうと塩が入ってきてしまう。自分の米がとれなくなるって言ってるんです。これ、どちらも正しいんだと思うんです。ってことは、第1次産業を守ると言っている政権が、完全に施策を間違えたんです。誰ひとり幸福になってないじゃないですか? 漁業者も困り、農業者困り。いったい誰が、誰が喜んだんでしょう。答えはわかるような気がしますけど。そういう状況を目の当たりにしてきました。

もう僕は、やはり、誰かの犠牲の上に立つ繁栄というものはやめるべきだと思います。そこに暮らしてる人たちは、ただ単に普通に暮らしたいと思ってるだけなんです。その暮らしを奪う。そんな権利は誰にもない。

「日本1個分の暮らしをしましょう」ということを、僕は政策で挙げています。今のは日本の国内の話です。世界に拡げてみると、僕らの食べ物のは外国からいろんなものを取ってきています。その食べ物を取ってきてる中には、貧困の国もあります。そこでは子どもたちが、貧困の中で働いています。児童労働です。そういう収奪の上に成り立つ繁栄も、僕は嘘だと思う。

そういうことを止めませんか? 

だから、日本1個分の暮らしをしましょう。
10人が今回、国会に仮に行けたとしても、そんなにすぐに変えることはできないかもしれません。でも僕は、皆さんにお約束したい。日本1個分の暮らしをするために、第一次産業である農業、第一次産業である林業、第一次産業である漁業、これを地産地消の仕組みの中で生き返らせます。それが出来たら、僕は日本の自然保護が成立すると考えています。経済と自然保護は、両立できるんです。そのために僕に力を貸してください。お願いします。

そして、もうひとつ緊急でできること、自然保護の立場から緊急でできること、この政策を進めたい。どこかを開発するときには必ずきちんとした合意形成を図る、義務化します、これ。で、国が作った審議会、国が作ったその市民を交えた会議、これ人、選んでますから、そういうんじゃない、公募型、円卓会議、これを必ず、すべての事業に僕は義務化します。そういう法案をつくります。ぜひそのために力を貸してください。僕はまだ無名です。力もありません。組織も何もない。だけど、僕の後ろには、今も自然保護問題を抱えて苦しんでいる多くの人たちがいます。

僕が見に行ったところだけではないのです。色んなところで色んな問題が起きています。
今日、ここに来る前に、茨城県の日本秘湯を守る会にも加わっているような、本当に山奥のポツンとある一軒宿の方から電話がありました。裏山がメガソーラーになることが決まりました、と。僕も相談を受けていて、いろんなことを、こういうことができないかと色々と戦ってきたところです。負けました。

そういう、そういういろんな人の想いが、僕の背中にはあります。その背中にあるこの思いを持って、僕は戦っていきたい。そう思っています。そのためには、僕の今、目の前にいる皆さんの力が必要なんです。ぜひ力を貸してください。横に拡げてください。どんどん仲間を紹介してください。友達を紹介してください。横に拡げてください。

そして、比例は「山本太郎」と書いてください。で、どうしても自然保護に関心があるから俺はっていう人は、ぜひ「辻村ちひろ」と書いてください。お願いします。僕はもう地域の人が泣くその姿を見たくない。絶対見たくない。誰もが笑顔で暮らせる。誰もが幸せになれる。誰ひとり取りこぼさない。そういう社会を作ろうじゃありませんか。以上です。ありがとうございました。辻村ちひろでした。

木内みどり:
ありがとうございました。辻村ちひろさんでした。

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